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無加塩で作ったごはんのきろくです。

2017年6月19日(月)夕ごはん

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  • ふきのとうポテトサラダ
    • 材料:じゃがいも、ふきのとう、たまねぎ
    • 調味:オリーブオイル
  • 実山椒のポテトサラダ
    • 材料:じゃがいも、実山椒、菊菜、豆乳の粉、ピーナッツバター
  • 根曲がり竹のだし煮
  • アイコのおひたし
  • うどぶきのおひたし
    • 材料:ウドブキ
    • 調味:昆布とかつおのだし
  • こごみのかつお和え
  • 麦入りごはん

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この前の週末また長野~新潟の方に山菜採りを兼ねた旅に出てきたのだった。行きすぎ感はあるが、何かもう、こんなものかと慣れてきた感もある。こわい。今回は妙高の方に根曲がり竹を主目的として。ウドブキ、アイコに加え、コゴミの群落も見つけた。また、旦那さんのお知り合いご夫婦に青い実山椒摘みをご一緒させて頂いたのだった。大阪市内で生まれ育った身としては、山椒の木って鉢植えなのである。それが、地植えで自分の背丈より高く伸び伸びと枝を広げわさわさと実を成している山椒の木の下で、さあ好きなだけ実を摘むがいいと言われたときにはもう、ときめきしかない。枝の下うずくまってピクニックしたい。サングリアでも仕込んでいって山椒の実摘んで爪で潰してグラスに放り込みながら飲みたい。うっかり良い気分で立ち上がると頭に棘が刺さるけれども。細い茎をプチリと断ったときにふわりと寄せてくる爽やかな山椒の香りはなんとも言えない幸福なものであった。そして手元にはビニル袋いっぱいの実山椒が。
ということで、この日は収穫物メニューでした。実山椒、自分で調理したこと実はなかったのだが、とりあえず擂り粉木で潰して豆乳粉とピーナッツバターでクリーム状にし、ポテトサラダにしてみた。が、この日からじゃがいもが変わり、アンデスレッドという赤いじゃがいもに。前に使ってた頂き物じゃがいもと味が全然違って正直ちょっと思ってたものにはならなかった。アンデスレッドは、かなりのホクホク寄りで、蒸した後マッシャーでヒョイと押したらすぐ形を失うくらい。前のじゃがいもが味濃かったというのもあるが、味もあっさりめでピーナッツバターやオイルよりかつお節やだしが合いそうな感じ。あと冷蔵庫で余ってた菊菜入れたのも敗因だったなあ。香りが強くて山椒負けた。じゃがいもと実山椒自体は合うと思うのでまたやってみたい。
山菜類は彼らの出自に敬意を表して最初はおひたしにしてシンプルに。うどぶきは本当に香りが良くて、あくも少なく食べやすい。あの山の土と空気の何がどうなってこんなかぐわしい植物が生まれるのかと思うと本当に自然すごい。たらの芽と山菜の王様の座を競っているという話を聞いて納得である。アイコは棘がガチで痛く(蟻酸が入ってる)、毎年採取の際は細心の注意を払うものの、調理の際に油断してイテー!となるのだが、今年は気を抜かず刺されなかった。年々成長しています。ただおひたしにするとアクが結構気になった。というか、食べた直後から妙に口内がイガイガしてきて、やばい違う草でも混入してたかと焦ったが、まぁ最初から最後までアイコではあった。大丈夫です。例年こんなことはないので、何ででしょうね。
根曲がりは日曜夜に採りたてをトースターで焼いて食べたのだが、これがまぁ至高の食べ方として、あとは茹でておいてこんな風にだしで煮たりして食べています。普通の筍と違ってアクが少なく、ぽりぽりとした食感も良い。