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無加塩で作ったごはんのきろくです。

2016年11月21日(月)夕食

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  • 焼ききゅうり魚(きゅうり魚、日本酒)
  • パプリカのマリネ(パプリカ、福耳唐辛子、玉ねぎ、ヤーコン/バルサミコ酢、オリーブオイル)
  • 舞茸のみぞれ和え(舞茸、食用菊、大根/柚子の絞り汁)
  • 野菜炒め(キャベツ、にんじん、ヤーコン、パプリカ)

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キュウリウオも、先日登場したニシンと同じく北海道の。シシャモの類縁だとか。変わった名前の魚だなあきゅうりの味でもするんかなあと思ったが、水揚げしたとき表面のぬめぬめが青臭いきゅうりのような香りがするのでキュウリウオと言うらしい。お店のおじさん曰く、焼いて食べるときにはきゅうり香は残ってないよ~とのことだが、なかなかにグッとくる名前である。味は確かにシシャモ的。サイズはシシャモよりでかいので、食いでのあるシシャモをほおばってる感がして良い。
ヤーコンは、直売所に割とよくジャガイモとかと紛れて売っており、うーん気になるなァと思いながら得体が知れなすぎてスルーしてたのだが、やっと買う決心がついたのだった。一回買ったらもうそれ以降ヤーコン見かけてもソワソワしないで済むだろう!生食も、炒めても、みたいに言われているので、とりあえず両方してみた。生で食べると、シャクシャクした梨みたいな食感と、薄めの砂糖水みたいな甘みがなんとも言えない不思議な気持ちにさせる。おまえはいったい何なんだ、なにを思ってこういうものを成したんだ。そして恐ろしいことに、炒めてもその食感と甘みは大して変わらんのである。だし、唐辛子、ごま、キノコ、なにをもってしても、ヤーコンの甘みは不変で一定のレベルを維持する。ビーツのときも思ったが、この手の甘い野菜の甘みって、独特の平坦な調子を感じるのだが何なんだろう。なんかこう、甘ったるい訳ではないんだけど、甘み一辺倒というか、逆に、ほかの甘いものの甘みって複雑だったんだなあと思う。なんともいえない舌に被さる感じの甘さが、なぜだかわたしにはダイエットコーラとか人工甘味料的な飲み物を飲んだときの後味に近い感想を抱かせるのです。不思議。控えめに言って結構苦手だった。わたしの舌にヤーコンの甘みを愛でる感受性がまだない。消費に苦労している。いまのところ、蒸して干す、がベスト。